2009年11月19日木曜日

『安全な車』トヨタ外れる 米保険団体公表

【ニューヨーク=阿部伸哉】米国の自動車保険会社の団体、道路安全保険協会は十八日、二〇一〇年の「安全な自動車」二十七車種を発表。昨年、十一車種が選ばれたトヨタ自動車はゼロとなるなど、日本車に厳しい結果となった。

検査項目では衝突安全性に加え、横転事故を考慮し、今年初めて屋根の強度を追加。その結果、昨年は九十四車種あった「安全な車」は三分の一以下に絞り込まれた。
最多は米フォード・モーターの六車種。しかし日本車では、富士重工業で「レガシィ」など五車種が選ばれたほかは、ホンダは二車種、日産自動車は一車種だけだった。
こうした評価にトヨタは、同社モデルで屋根の強度実験を受けたのは三車種しかないと指摘し「結果は極端で誤解を招く」とコメントして批判した。
トヨタは米国で、フロアマットにアクセルペダルが引っかかる危険性が指摘されており、最近は“売り”の安全性でつまずく格好となっている。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009111902000220.html

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